3. ラバーダムを使用すべき理由(根拠)
4. ラバーダムの適切な装着手順
② 装着
1. 歯の状態の確認・清掃
対象の歯と周囲を簡易に清掃し、クランプがしっかり固定できるようにする。
2. クランプの選定と装着
適切なサイズ・形状のクランプを選んで対象の歯に装着します。
3. シートに穴を開ける
対象歯の位置歯の大きさに合わせて、ラバーダムシートにパンチで穴を開ける。
4. シートとクランプの連結
クランプを装着した状態でシートを被せ、歯に密着させます。
5. フレームに固定
シートをラバーダムフレームに張り、口元でしっかり固定します。
歯とラバーダム間の密閉性(シール性)を高めるために使われます。
患者様ごとに毎回滅菌された器具を使用します。
患者様のデメリット(ラバーダム使用)
1. 違和感・不快感
● 口を大きく開けたままになるため、顎が疲れてしまうことある。
● ラバーダム装着時にゴムの圧迫や異物感を感じる方もいます。
2. 呼吸がしにくいと感じることがある
● 口が塞がるため、鼻呼吸が苦手な方や鼻づまりがある方には辛いことがありますが、呼吸困難になることはほとんどありません。
3. 会話ができない
● 治療中に話をすることができないため、不安や質問があってもすぐに伝えられない。
6. 日本における現状と課題
日本国内では、保険診療の点数が比較的低く、ラバーダムを省略して治療を行う医院も少なくありません。しかし、これは長期的な歯の保存を考える上では好ましいことではなく、患者様の意識や知識の向上も求められます。
近年では、自費診療専門クリニックや大学病院においてラバーダムを積極的に使用する例が増えてきていますので、今後の歯科医療の質の向上に寄与するでしょう。
根管治療においてラバーダムを使用することは、単なる「推奨」ではなく、「必須」ともいえる手技です。無菌的環境の維持、患者様の安全、治療精度の向上といった複数の側面から、ラバーダムの使用は極めて合理的であり、質の高い治療のためには欠かせません。
当院では根管治療にラバーダム防湿を取り入れています
ラバーダムは装着に時間が必要ですが、それよりも得られる治療予後の向上のメリットが大きいため根管治療の際にはラバーダムを装着しての治療をするべきと考えます。 また当院ではCTを完備していますので、複雑な歯の根管形態を3次元的に把握し、より精密な根管治療を行うことができます。 根管治療でお悩みの方は是非一度当院までお問い合わせください。
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