目次
04 おわりに
痛みは「体の警報」です
歯の痛みやしみる感覚は、体が「異常がありますよ」と知らせてくれているサインです。 風邪で熱が出るのと同じように、歯の内部や周囲で問題が起きているとき、体は痛みを通して私たちに知らせようとします。
その痛みを無視したり、我慢し続けると、病気は着実に進行し、気づいたときには取り返しのつかない状態になっていることもあります。 とくに歯科の病気は進行しても症状が軽いため、「まだ大丈夫」と感じてしまいがちです。
1. 痛みの悪化
当然ながら、症状は時間とともに進行します。
「少ししみる」だけだったものが、「何もしなくてもズキズキする」レベルに悪化することはよくあります。
2. 治療が複雑・高額になる
初期段階なら1回で済む治療が、進行すれば複数回の通院が必要になり、費用も高くなります。
例えば、小さな虫歯なら詰め物で済むところを、進行してしまうと神経の治療や被せ物、最悪の場合はインプラントなど大掛かりな対応が必要になります。
3. 歯を失うリスク
歯は一度抜けてしまえば、自然に再生することはありません。 歯を失うと、噛む力のバランスが崩れたり、他の歯に負担がかかったりと、口全体に悪影響が広がっていきます。
4. 全身への悪影響
最近の研究では、歯周病と糖尿病、心臓病、脳梗塞、認知症などの関係も明らかになっています。
お口の中の感染が全身に影響を及ぼすリスクがあることは、決して見逃せません。